「便通改善」「美肌効果」「免疫力アップ」

今回はこちらをご紹介したいと思います。

 

 

85種類の酵素と59種類の栄養素を摂取できる無添加サプリメント

 

ミドリムシユーグレナ)と聞くと「ムシ」とつくこともあって昆虫をイメージしてしまいがちです。

しかし実際はミドリムシユーグレナ)は藻の仲間であり、非常に小さな植物の1種です。

植物ですが動物のように自分で動き回ることができ、体内で光合成をしつつ水中で活発に活動します。

光合成によって体内で自分で栄養を作り出せるため、二酸化炭素と適した環境があれば生きていけます。

動物と植物の2つの側面を持つこのミドリムシは、学術名としてユーグレナラテン語で美しい目)という名前をつけられ、これが様々なサプリメントの名称にも使われています。

 

大量培養の方法が研究されるほどミドリムシユーグレナ)が注目されているのは、その吸収率の高さと栄養の豊富さにあります。

また食品やサプリメントに限らず、化粧品やバイオ燃料などにも活用されているというのも、ミドリムシの特徴です。

 

野菜など植物には硬い細胞壁があり、そのため植物は細胞壁をもたない動物より非常に大きく成長できます。

そんな丈夫な植物の栄養を人間が食べて吸収しようとすると、頑張っても40%程度しか吸収できません。

一方、肉をはじめとする動物性の食品は、栄養の吸収率はほぼ100%に近く、非常に効率よく吸収されます。その理由は動物性の食品には細胞壁がなく、細胞膜しかないためです。

ところが藻であるはずのミドリムシユーグレナ)も、同じく細胞膜しか持っていません。

そのため人間の体内で簡単に分解・吸収され、栄養吸収率は93.1%と動物性食品に勝るとも劣らない数値を誇っています。

ただ動物性食品を適切に食べた方が効率も良く、成分量も豊富です。

 

 

ミドリムシの特徴的な成分
ミドリムシに含まれる「パラミロン」は、体内の中性脂肪などを吸収しそのまま体外に排出してくれるとされています。

 

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維双方の働きをすると言われる成分で、ミドリムシユーグレナ)にしか含まれていません。

またミドリムシユーグレナ)は栄養素が非常に豊富で、ビタミン13種類、アミノ酸が18種類、ミネラルが10種類、不飽和脂肪酸13種類が含まれています。

特に抗酸化作用の強いビタミンA、C、Eを豊富に含んでいるとされています。

アミノ酸スコアも83と、植物性食品に比較するとかなり高いことで知られています。

大豆食品のアミノ酸スコアは100ですが、ビタミンや不飽和脂肪酸についてはミドリムシユーグレナ)の方が優れていると言えるでしょう。

これらの成分からミドリムシユーグレナ)は「便通改善」「美肌効果」「免疫力アップ」などに効果があると言われています。

 

 

 

 

 

サプリメントはあくまでも栄養の補助としてとらえ、頼りすぎることがないようにしましょう。

また妊娠や出産を控えている、授乳中というデリケートな時期の女性や、内服治療中という人は何らかの形で副作用が出る可能性を考慮し、使う前に一度医師に相談することをおすすめします。

 

 

効果を期待しすぎることへの危険性はあり
ミドリムシユーグレナ)の成分などを見ていくと、まるで万能食品のように感じられます。

しかし、現に1gあたりのミドリムシユーグレナ)に含まれる栄養素の種類に関する情報は公開されていますが、詳しい栄養素の量についてはまだ限られた情報しか公開されていません。

当たり前のことですが、含まれる栄養素の種類が豊富であればあるほど、1つの栄養素あたりの含有量は非常に少なくなっていきます。

たとえばビタミンCの1日あたりの推奨摂取量は100mgですが、この時点で1gのうち10%を占めてしまいます。

したがって、毎日1gのミドリムシユーグレナ)を飲んでいれば健康になれる、栄養素を完璧にカバーできる、というわけではありません。

毎日の食事で肉や野菜、魚、主食などをバランスよく食べるよう心掛けているのであれば、基本的な栄養素は十分摂取可能です。

これらを前提としたうえで、それでもミドリムシユーグレナ)を活用してみたい、と自分で納得できたのなら、使ってみるのも良いでしょう。

どのサプリメントにも言えますが、効果が期待できる量を適切に飲めることや、自分が使っているサプリメントとの成分の兼ね合いなどが確認できる商品を選ぶことも大切です。